保育園新築工事に先立って既存レイアウトの一部分を撤去することから2期工事が始まります。ここでも、材料の再利用を心掛けるようにし、線路、ホームに敷き詰めたレンガ、コンクリート道床の撤去の順で作業を進めました。

コンクリート道床は作製時3m毎に発泡スチロールの板を入れてコンクリートを流し込んだので、撤去時にはその部分で分割され、重量は数百キロになりますがフォークリフトを使って意外と簡単に移動することが出来るのです。

2期工事には新たに築堤を作らなければならないので、土留め用として塀に使われていた大谷石を10t以上譲り受けストックしてあります。

撤去したコンクリート路盤はグラウンドの端に 大谷石を井桁に組むのに難渋しました。



2002年3月末に保育園は完成し、いよいよ本格的な改修工事に取りかかれます。しかし、8月に開かれる国際鉄道模型コンベンションのための線路作りを急いでやらなければならないので、線路作りの合間に築堤を作り、その上にコンクリート道床を載せレベルを出して適度な勾配を作ろうという計画です。



最初は設計図に従って、工事の際に出た残土を利用して築堤を作ります。この残土がくせ者で石やコンクリートのかけらが大量にあり、築堤の土台部分にそのような石やガラを積み重ねるようにしたが、上に盛る土の部分にも混じっているため表面に出てこないように取除くのに苦労しました。



築堤がおおよその形になったらカーブに合ったコンクリート道床を見つけて設置する段取りです。これもまた大変でフォークリフトで近くまで運べるが、その後は紀元前エジプトのピラミッド作り?を思わせるコロとテコの組み合わせで所定の位置に据え付けます。



据え付けが終わったらレベル出しです。少し低めにしてあるのでテコで片側を持ち上げてその隙間に土を入れトランシットで見て水平方向の高さを決め、水準器でカント調整をします。


おおよその形に路盤を並べ、レベル調整したあとにレールを仮載せして見ました。撤去してあったレールのうち新路盤の形状に合ったレールを選び、長さの調整やカーブがスムースに移行するように枕木からレールをはずして再溶接をしてゆったりとしたSカーブを作りました。桜並木部分から保育園側にかかるカーブはきつめになるので、治具で作った半径12mの曲線をつなぎ、路盤とのずれが生じたところは、レールに合わせて路盤を修正しました。(チームワークが良くこの部分は1日で出来ました)


路盤の側方移動とレベル調整
とりあえずレール開通記念撮影