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ロー付け(ドーム、焚口、内火室)

ロー付け(煙管、蒸気ドーム、焚き口、内火室)

いよいよロー付け作業にかかります。
銀ローはBAg-1を使用しフラックスもそれ用のものを用意しました。
大きなボイラーなのでかなりの火力を必要とするため、主熱源として酸素、アセチレンを、副熱源としてプロパンを用いました。

最初は内火室管板に煙管をはめロー付けします。ロー付けする面は水平に位置するのが基本なので、煙管を立てる形になります。上部に煙室管板をはめ込んで煙管がねじれないようにしてロー付けします。ロー付け部分はあらかじめヤスリやサンドペーパー、酸洗い等で汚れを十分に取る必要があります。
フラックスをつけた部分に炎が当たらないように周辺部をプロパンバーナーで予熱し、その後酸素アセチレンバーナーで加熱、この段階のロー付けはそう難しくはありません。

蒸気ドームは取り付け位置を確認し、ビスで仮止めしてからロー付けします。

内火室後板に焚き口リングと焚き口扉をつけるスペーサーをロー付けします。

このボイラーは広火室で単純な形なので、内火室側板と内火室天板は木型を作り1枚板で曲げ、内火室管板と内火室後板にはめ込み、隙間の無いように調整し、ビスで仮止めした上でロ-付けします。

煙管を内火室管板にロー付け

煙室管板をはめた状態

蒸気ドームのロー付け、予熱をしている

蒸気ドームのロー付け、銀ローを差している

ここまで出来ました

内火室後板に焚き口リングをロー付け

内火室後板

内火室のロー付け

壮観ですね。左端の缶胴は一緒に作っている他機種の物

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